歩いているとキャンプ場の元の地主さんという方に呼び止められました。
お花や鳥や虫たちの話をしましたら、
ここに住んでいる人がどれだけこの土地を大切に思っているかと
いうことではないかとおっしゃっていました。
その方はこの土地を叔父にあたる方から相続されたそうですが、
どうしようもないので町に寄付したいと言ったら断れたそうです。
そして3年がかりでお願いして
キャンプ場をされている方に引き取ってもらったんだとか。
いろんな事情があるのですね。
段々になった広っぱは昔の寒天干し場の名残であることなど、
このあたりの歴史も話してくださいました。
いろいろと教えてくださってありがとうございました。
極寒のときにキャンプ場の横を通ったのですが、
雪の舞う中、いくつかテントが張られて、キャンピングカーがとまっていました。
キャンプ場は今は余剰気味だそうですが、
根強い人気もあるのでしょう。
斜面を切り崩されて、いろんなお花を見ることができなくなって
反感しか持てなかったのですが、少しだけ見方も変わりました。
また夏場のキャンプ場の様子で元の木阿弥になるかもしれませんが・・・。
さて長く話し込んでしまいましたので、先を急ぎます。
ヤマザクラの名残を惜しんだり、


サルトリイバラのお花をめでたりしながら進みます。


突然ですが、フデリンドウ咲いていました。
↓電柵の向こうで、この角度しか撮れない!
つらい!

でも一つでも感謝!感謝!
↓アオダモかな。
ふわふわに満開でした。


ちらっとですが、コサナエのお仲間も。
前肩条が見えないから、タベサナエかな。
尾部が見えない間に飛んでしまったので、よくわかりません。

帰り道でもう一度目を皿のように探すと、
フデリンドウがもう少し見えましたよ。5輪ほどみえますか。

こちらにも。

うれしかったです☆
次回はこのお散歩の最後です・・・。
人がたくさん出入し、駐車場が広がり、どんどん元の自然が無くなってしまうと悲しいですよね。
でも、地主さんの事情も有るんですね。
私は何時も行ってる公園で、自転車の競技のコースが作られ、園内が傷だらけになってしまったのであまり行かなくなりました。
悲しいですよね。
自然の中の自然のお花が見たいんですよね。
たくさんフデリンドウが残っていて良かったですね。
そうですよね。
大きな湖のまわりはキャンプ場やBBQ場が林立しているでしょうね。
それを思えば、このあたりなんて、
静かなもんなのでしょう。
ただ場所は異なりますがBBQ場も川沿いに2つできています。
湖人さん、紛れ込んで騒いでたらあかんよぉ〜
自転車競技のコースですか。
競技をしておられる方にはうれしいお話なんでしょうね。
でもそのためにどれだけの生き物が犠牲になったのかを
考えると悲しくなります。
そんな話を家のものにすると、
自分もそうしてできた土地に住んでいるやんといわれます。
家のものはお花よりはコンビニ!という感じですからね。
しょんぼりしてしまいます・・。